2013年4月18日木曜日

なぜ大学生のうちにコンテンツを作らないのか?

コンテンツを作る大学に入ったのにコンテンツを作らない学生がいます。

なぜでしょうか?


そこら辺の自分の考えをまとめたいと思います。




理由を以下の3つに絞って考察し、対応策を練ってみます。

  1. 自分でコンテンツを作りたくない
  2. 自分でコンテンツを作れない
  3. コンテンツを作る上でのゴールがない

理由1:自分でコンテンツを作りたくない

そもそも自分で作りたいという意志がない場合があります。
コンテンツを作らせるだけの側に回りたい人はこういう傾向がある気がします。
特にその側の人で技術や経験がない人は、クリエイター弱者ということを主張して自らの手を使い作ることを放棄することが多いでしょう。
ということは、自分のアイデアを実現をしてくれる人を延々と待ち続けます。その結果、何もコンテンツを生み出さない人になってしまうのでしょう。

世の中にCGMが普及し、誰でも絵や音楽・映像を簡単に作れる世の中になっており、クリエイターが溢れかえっていることがこういった人を生み出すことに影響を与えていると思います。
つまりは、自分が作らなくても他人が作ってくれる現状に甘えていることが問題です。

▼対応策

STEP1:自分でコンテンツを作りたい状況にする

コンテンツを積極的に作っている人は総じてものを作るのが好きであったり、自分で作ったものを人に見てもらうことが好きです。それならばコンテンツを作るのが好きになればいいってことです。
好きになるにはまずは実践するしかありません。
まずは自分が作りたいものの最小単位のものを作り、配信してみましょう。

たとえばマンガだったら、4コママンガを1ページ分描いてみてTwitterなどでupしてみんなの反応を見てみましょう。こんな感じに小さなことからコツコツと作っていく経験が好きにつながってくるはずです。

STEP2:自分でコンテンツを作らなければならない状況にする

ものを作るためのコミュニティに参加しましょう。自分のコンテンツを発表する場を作り、発表しなければいけない環境に追い込む必要があります。仲間でコンテンツを作ることで責任も生まれ、何が何でもつくり上げるという意識が芽生えるでしょう。どんなに楽しくても辛くても決められた期日にコンテンツを作り上げる習慣を身に着けることができると思います。


理由2:自分でコンテンツを作れない

作りたいという意志があっても技術や知識・資金がなくどうしていいかわからない人なのでしょう。
とりあえず、自分でコンテンツを作れる環境を構築する所から始めてみましょう。ただし、環境を作るだけで満足してしまったら意味が無いので気をつけましょう。


▼対応策

STEP1:制作環境について調査する

アナログでもデジタルでもコンテンツの表現手法や制作手法はいくつかあるものがほとんどです。まずはその手法について調査し比較してみましょう。その中で自分に合うものや予算に収まるものを選んで環境を構築しましょう。

STEP2:チュートリアルを試してみる

 制作環境を構築したらチュートリアルを試してみましょう。ソフトや説明書にチュートリアルがなければ、ネット上に転がってる初心者向けの解説を読んで実践してみましょう。いきなり自分のやり方を探るより、まずは先人の知恵や経験を学ぶことが基礎を身に付ける上で重要です。


理由3:コンテンツを作る上でのゴールがない


普通の人は目標がないと手を動かしてものを作るのは難しいでしょう。
自分は才能があってやればできると思っている人は、今この瞬間にものを作ってない時点で才能はないので気を付けましょう。
目標を設定する上で大事なのはゴールした際にどんなものを得たいかです。

また、制作そのものが楽しい人は、ものを作るたびにテーマを決めて行うといいと思います。そのテーマをどんどん変えていき、自分の制作の幅や深さを与えていくと自然に自分の作風が熟成していくでしょう。


▼対応策

STEP1:自分が制作を通して得たいものを考える

コンテンツを作ってどんな評価が欲しいですか?
コンテンツを作ってどんな実力を身に付けたいですか?
そして、将来あなたはどんなコンテンツを世の中に生み出したいですか?

思いついた言葉を書き留めてみてください。その言葉があなたの制作の中心になります。

きっとこの要素が自分を奮いたたせるものになると思います。
その要素を見失わないように、アイデアや企画段階では事ある毎に確認して制作に臨みましょう。

STEP2:どうすればゴールになるかを決める

具体的なゴールを決めましょう。それは数値や形・記録で表せるものにしましょう。
例えば簡単に言うと、

数値:従来のシステム以上のものを作る
:作品を完成させネットなどで公開する
記録:コンペに提出して表彰される

といった感じです。目に見えるものにすることでコンテンツを作り上げる達成感を得られるでしょう。
そしてゴールを達成したらさらにステップアップしたゴールを設定し、よりよいコンテンツ作りができると良いかと思います。


まとめ

今回は割りと精神論に寄った話をしましたが、すぐに手を出すことができるものもあると思います。
短い学生期間のうちに積極的にコンテンツを作っていきましょう。




0 件のコメント:

コメントを投稿